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春の養生法

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2月が始まりました。

今の時期、寒さが最も厳しいはずですが、今年はそれほどでもないのでしょうか。

寒いのは好きではないですが、寒くないと環境問題とか気になったりしちゃいますね。

さて、普通なら今が一年で一番寒い時期ですが、暦の上では「立春」を迎えます。

本日2月3日が節分で、明日2月4日が立春です。

どんなに寒かったとしても今日で冬が終わり、明日からは春が始まるのです。

東洋医学における「春の養生法」

暦の上ではもう春ということで、今回は東洋医学における「春の養生法」をご紹介します。

世界で一番古い中国医学の思想を説いた「黄帝内経(こうていだいけい)」という医書。この黄帝内経の「素問(そもん)」の中の養生法を中心にお伝えしたいと思います。

「素問」では、人間を小宇宙と考え、人間の生命現象は大宇宙の自然現象の投影であるという立ち位置から、「木・火・土・金・水という自然界の営みと同じくする人体の中の営みが健康の基盤」になっているとされています。

簡単にいうと、「体の養生」と「自然の営み」はリンクしている。

ということでしょうか。

つまり、春の陽気に合わせた養生を行うことが健康に通じているということです。

その「素問」の中で、春の3カ月を「発陳(はっちん)」と言っています。

発は開くこと、陳は伸びること、という意味です。

春は、開き伸びる季節。

万物が目覚め、いきいき活動をはじめる季節ということです。

また、木の芽が伸び始める時期です。

内に隠れていたものが活発に動きはじめる時期ということです。

朝は早起きして太陽をいっぱい浴びれば、体内の陽気が育ちます。

新しいことを始めるには最高の季節なのです。

東洋医学の春の養生法は、自然の流れに合わせて、心身ともにのびやかに過ごすことが大切なのです。

それでは具体的にどうすればいいのか?

「素問」に著されていますので見ていきましょう!

~春の養生法~
「こんなことに気を付けて生活しましょう!」

◎早起き

春の養生として、まずは「早起き」が基本です。

立春から1カ月は冬の日光不足を補います。

太陽の光をあびながら、緩やかに体を動かしましょう。

じっとしていると体内の陽気が伸びないので、広い範囲にわたって散歩すると良いでしょう。

夜は遅く寝てもいいですが、とにかく朝は早く起きることです。

とはいえ「春眠暁を覚えず」などと言って、朝起きられない方も多いでしょう。そんな方に関しては、夜は早寝するに限ります。

◎ゆったりと

髪や衣服は、出来るだけゆったりとしたほうが良いようです。

締め付けると体の中の陽気の流れが悪くなるからです。

ピッタリとした洋服よりもゆったりとした着衣を身に付け、時々ゆっくりと深呼吸をしましょう。

天の気を体いっぱい取り入れ、体の中の気の流れをよくしてあげましょう。

春は着衣をビシッと決めたいところですが、少しゆったりするのが養生としては良いようです。

◎旬の食材を大切に

どの季節でも「旬」のものは大切ですが、特に春は旬のものをしっかり食べましょう。

春の旬の食べ物には春の季節のエネルギーがいっぱい詰まっています。

始まりの季節でもあるこの時期に生命エネルギーをしっかりと取り入れることが大切なのです。

生命力いっぱいの春の食べ物をいっぱいいただきましょう。

春が旬の食材といえば

~筍(たけのこ)、菜の花、よもぎ、苺、はまぐり 等々~

これから芽を出す、大きくなる前のまだ小さなものの方が、生命力があると言われています。

「赤い小さな実」などが良いそうです。

また、この時期「酸」味を摂ると良いとされていますので、「梅干し」や「酢の物」なども摂ると良いでしょう。

ただし、「酸」は肝を傷め消化器系の臓腑が悪くなる作用もあるのでほどほどにして、摂り過ぎには注意しましょう。

◎人や自然にもやさしく

春は精神的にも、ゆったりとのびのびさせておくことが大切です。

そのためにも、人や生き物に対しては慈愛の心で接し、自然の美しさを愛でます。

人にはできるだけ物を施し与えるようにします。

人を非難したりせずに、人を誉めるように心がけます。

そうすることで、自分の心がいつも朗らかで、病的なストレスを避けることができます。

人や自然に対してやさしい心で暮らすことが基本です。

以上、4点

1、早起きして

2、ゆったりした衣服を身に付け、のびのびとからだを動かして

3、旬の食材を摂り

4、人や自然にやさしく暮らします。

「春の養生法を守らないと・・」

人は春の養生法を守らないと、春の気で成り立っている肝を害して、夏になって病気が起こってきます。

夏に起こる病気の下地は春に出来るという事です。

次に来る夏に健康であるためには、春の養生が大切であるという事です。

「病気が起こってから騒いでも手遅れですよ。」と

古代の中国医学「素問」に、そのように書かれています。

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