手術がきっかけで起こった左腹部から背中の灼熱痛。神経障害性疼痛における症例報告。治療内容・治療回数・治療頻度など、これまでの経過を報告していきます。

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神経障害性疼痛」の症例報告

「神経障害性疼痛」
~左腹部から背中の激痛~

伊藤さん 榛原郡 37才男性

この症例の評価日
この症例の治療を開始した日
評価日までに要した治療期間・回数
治療期間 約1ヶ月2週間 ・ 治療回数 9回
初診時における症状・病歴などについて
2018年2月23日、マイコプラズマ肺炎がきっかけで見つかった嚢胞を、呼吸器外科にて摘出手術を行なう。嚢胞自体は良性であった。
3月27日頃から左腹部から背中にかけての違和感が気になりだし、まもなく火傷のような灼熱痛が発生した。
4月2日、病院で鎮痛薬リリカを処方され服用するが、痛みに変化はなく、その後も灼熱痛で触れない痛みが続く。
その後、麻酔科で硬膜外ブロックの注射を試みると、注射直後は痛みが消失するが、時間の経過で前より痛みが強くなる。
4月10日、インターネットで遠絡療法を知ったことから、当院へ来院する。
遠絡療法における見立てと処方
遠絡療法では触れない痛み、電撃痛、灼熱痛、を「神経線維破壊症候群」としてタイプ別に分類する。伊藤さんの「神経障害性疼痛」はこの「神経線維破壊症候群」であるという見立てをし、左腹部から背中にかけての痛みの箇所に応じた処方を行なう。
「神経線維破壊症候群」は神経線維が破壊され、表在感覚である温度覚・痛覚が亢進し、触覚と圧迫覚が低下している病態を伴う症候群で、運動神経は異常なしとされている。
遠絡療法の処方箋 [治療内容]
<遠絡療法の処方式>
督脈の障害されたレベル To/T8~L4
両側のAxⅢ//6/3!
左AyⅢ、AxⅡ、AyⅡ、AxⅠ、AyⅠ//6/3!
治療経過とその後の見通しについて
最初の2週間は週に2回、その後は週に1回の頻度で施術を行った。本来はもう少し頻度を詰めた方が効果的であるが、通院に往復4時間程かかるため、通える頻度での施術を行なった。
最初の数回は変化はあるものの、痛みが強いため改善したという自覚症状は乏しかったが、 施術をする度に改善を自覚するようになる。9回目を迎える前に、ここまでの状態についての「喜びの声」を頂いたため、現時点までの経過を報告することにした。
現時点において、日常において依然として強い痛みはあるものの、痛みの範囲が狭くなり、改善を実感している。また、施術後においては、痛みがかなり消失し体が楽になるという報告を受けている。
今後の見通しとして、「神経線維破壊症候群」は、神経線維が再生していく必要があり、完治するには今しばらくの時間を要すことが予想される。個人差はあるが、「神経線維破壊症候群」が完全に治るには最低でも数ヶ月、人によっては数年かかることもある。しかし、施術をすることで、痛みの程度や範囲は縮小することができるため、日常への復帰も間近だと思われる。
本人の体験談
〈喜びの声より〉
「神経障害性疼痛」で遠絡療法を受療した感想
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